看護師のデータ

看護師のデータについての基礎知識をご紹介!


看護師のデータ

看護師がどんな仕事なのかを知る上でも、看護師のデータはとても参考になります。たとえば「看護師の夜勤・交代制勤務に関するデータ」を見ると、短い勤務間隔による日常生活の時間のゆとりとヒヤリ・ハットのリスクが一目で分かります。

それによると最もゆとりがあるのは、日勤から深夜勤のシフトのなしの場合で42.6%でした。逆に最もゆとりがなかったのは、準夜勤から日勤のシフトのなしの場合でした。またヒヤリ・ハットのリスクも準夜勤から日勤にシフトされた場合が62.1%と最も多く、ヒヤリ・ハットが最も少なかったのは日勤から深夜勤のシフトのなしの場合で42.6%でした。

また「夜勤の拘束時間(三交代・二交代別)」では三交代で最も多かったのが、8、5〜9時間未満で75.0%でした。二交代で最も多かったのが、16〜17時間未満で54.2%でした。「長時間夜勤による離職のリスク」を考えている看護師は12時間未満の場合で49.2%で、これが12時間以上になると56.7%までアップしています。

「長時間夜勤による転職のリスク」でも夜勤が9時間未満の場合は、64.4%の看護師が転職先を看護職で探しているのに対して、夜勤が16時間以上になると転職先を看護職以外で探している看護師が増えます。これを見る限りでは夜勤は仕方ないとしても、16時間以上の夜勤であるなら39.6%の看護師が転職先を別の仕事で探そうと思っています

また夜勤時に平均でとれた仮眠時間数は120分未満が75.3%と最も多く、ヒヤリ・ハットの回数も仮眠時間が120分未満の場合は1カ月に1回以上あると回答した看護師は50.7%もいました。それに対して、仮眠時間が120分以上とれた看護師の場合は37.0%でした。

「看護師長への教育・研修、スタッフの疾病リスクに関する知識」では、看護師長が管理職となってから夜勤・交代制勤務のリスクに関する教育や研修を受けたことがない看護師の割合は61.4%もいました。さらに病院のスタッフが夜勤や交代制勤務による疾病リスクを知っている割合は、循環器疾患が39.5%で悪性腫瘍ではわずか22.1%しかいませんでした。

今回は夜勤や交代制勤務に関するデータでしたがこれを見る限りでは、今のような勤務状況では看護師の離職や慢性的な看護師不足が今後も解消されることはないでしょう。ただ看護師不足が今後も解消されない限り、看護師の転職探しには困ることもないかもしれません。

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