看護師の退職金の相場

看護師の退職金の相場についての基礎知識をご紹介!


看護師の退職金の相場

以前であれば退職金があるのが当たり前でしたが、最近では退職金制度がない病院も増えてきました。病院に就職したり転職する際に、退職金があるかないかを病院選びの判断基準にする看護師の方もいます。ただ3年以上は勤続年数がないと、一般的に退職金は支給されません

また看護師の退職金の相場も勤めている病院などの医療機関や、基本給の違いや勤続年数によっても異なってきます。退職金の金額は基本的には基本給と勤続年数を基にして、功績倍率を加味して算出されます。病院などによっても違いますが、単純に勤続年数×1万円で算出するところもあります。

国公立病院であれば看護師も公務員として勤務しますから、退職金も公務員の規定されている金額が支給されます。大学を卒業後に新卒で国公立病院に入職し、定年まで働けば平均3000万円の退職金が支給されます。

公務員の退職金の金額は大きいと思われる方もいるかもしれませんが、民間の病院でも30〜35年間同じ病院で勤務すれば3000万円程度の退職金が支給されるところもあります。ただ多くの民間病院では10年間の勤続年数で、400万円前後が相場です。

もともと退職金は従業員が長く働くように考えられた制度で、本来支払うべき給与の一部を天引きして会社などの雇用者が天引きした金額を貯金するよりも多い額を支給するものです。それと退職金は退職金控除と、所得税率で優遇されています。

国税庁の最新のデータでは20年以下の勤務年数の場合は、40万円?勤続年数が退職金から控除されます。もし勤務年数が20年以上の場合は、800万円+70万円×(勤続年数-20年)が退職金から控除されます。

たとえば勤続年数が10年4ヶ月の看護師の方の場合の退職所得控除額は40万円×11年=440万円になります。もし勤続年数が30年の看護師の方の退職所得控除額は800万円+70万円×10年=1,500万円になります。

ただ冒頭にも書きましたが最近では総合病院など、大きな病院以外では退職金がない病院も少なくありません。その代わりその分、毎月の給与を高めに支払います。医師などは年俸制も多いのですが、看護師にも年俸制を取り入れている病院もあります。

それと病院経営が上手くいかなかったり、何かの医療事故などが起きて閉院してしまった場合などは、退職金が貰えない場合も生じます。またたとえ病院が存続しても経営が苦しくて、退職金を支払う余裕がないところもあります。

看護師悩みのまとめ